山口農園について

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唐辛子づくりのきっかけ

なぜ、山口農園は
唐辛子づくりを始めたのか

ある日、高松でもらった唐辛子を食べて、その想像以上の辛さと風味に驚いたのがすべての始まりでした。
育ててみたら面白いかもしれない、そう思って面白半分で畑に植えてみたところ、無事に育ち、試しに道の駅で販売してみることにしました。
最初はただ、辛さでみんなを驚かせたいという気持ちでした。

ところが意外にも「またあの唐辛子はありませんか?」という問い合わせが少しずつ届くようになり、気づけばリピーターやファンが増えていきました。
驚きが喜びに変わり、応援へとつながっていく姿を目の当たりにし、これなら本気で唐辛子と向き合ってみようと決意しました。

唐辛子を育てることは、ただ作物を育てることではなく、喜びや期待、そして人とのつながりを育てることでもあるのだと気づかせてもらいました。
今では、ただ辛いだけではなく、旨味と物語のある唐辛子として、多くの方に選ばれる唐辛子を育てています。

山口農園の想い

唐辛子を通して
人を笑顔に

山口農園が目指しているのは、ただ辛いだけの唐辛子ではありません。
ひと口で驚き、あとから広がる旨味、そして「もう一度食べたい」と思ってもらえるような余韻ある味です。
そのためには、種の選定から土づくり、栽培環境、乾燥や加工まで、すべての工程に手間を惜しまず取り組んでいます。
自然との対話を繰り返しながら、日々の変化に合わせて向き合う唐辛子づくりは、簡単ではありません。
それでもなお、食べた人に感動を届けたい。
その想いが、私たちの毎日の原動力です。
これからも、唯一無二の「旨辛」を目指し、まっすぐ唐辛子と向き合い続けていきます。

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山口農園のこだわり

他とは違う
山口農園の唐辛子
美味しさの秘密とは

市販の唐辛子にはない、深い辛さと広がる旨味。
ひと口で「違いがわかる」と言っていただける理由は、土づくりから加工まで一貫してこだわる山口農園ならではの姿勢にあります。

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こだわり抜いた土壌

山口農園では、唐辛子の旨さを引き出すために、まずは土づくりから丁寧に取り組んでいます。
畑は岡山県玉野市内に6か所あり、それぞれの土壌に合わせて有機資材を使い、唐辛子がしっかりと根を張れる環境を整えています。
農薬には頼らず、土の状態を観察しながら必要な養分だけを与えています。
おいしい唐辛子は土から始まるという考えのもと、「手を抜かず」「手をかけて」育てることを大切にしています。

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辛さを引き出す、
環境づくりと見極め

唐辛子の辛さは、品種だけでなく育てる環境によっても大きく変わります。
山口農園では、春に苗を植え、夏から冬にかけての長い期間、唐辛子にあえて「ちょうどよいストレス」をかけることで辛さを引き出しています。
たとえば、水や栄養を控えめにし、日照や風通しを意識した畑づくりを行っています。
ただし、過酷すぎると実が育たなくなるため、どこまで環境を厳しくするかの見極めが重要です。
自然と対話しながら最適な状態を保つことで、ただ辛いだけではない、芯のある「旨辛」な唐辛子に育てています。

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辛さ​​​​​​​の奥にある旨味を追求

山口農園の唐辛子は、「ただ辛い」だけでは終わりません。
食べた瞬間の鋭い刺激のあとに、じわりと広がる深い旨味と香りが感じられるのが特長です。
その味わいを実現するために、私たちは栽培だけでなく、収穫後の乾燥や加工にも細やかな配慮を重ねています。
旨味を損なわないよう温度や湿度を厳密に管理し、風味を逃さず閉じ込める工程を一つひとつ丁寧に行っています。
辛さの中にもしっかりとしたコクが感じられる唐辛子を育てるため、日々工夫と改良を重ねています。